AnthropicのサポートページにあるClaude Code モデル設定のドキュメントが更新され、Proプラン(月額20ドル)のユーザーがOpusモデルを使う場合は追加使用量(extra usage)の購入が必要になると明記された。
何が変わったか
Anthropicが公開しているClaude Codeのモデル設定ページには、Claude Codeで使用できるモデルの一覧が掲載されている。Opus 4.7、Sonnet 4.6、Opus 4.6、Opus 4.5、Haiku 4.5、Sonnet 4.5といったモデルが対応しており、これらは起動時のフラグや環境変数で切り替えることができる。
今回の更新で追加されたのが次の注記だ。
「ProプランでClaude Codeを使用している場合、追加使用量を有効化・購入した後でないとOpusモデルは使用できません」

これはドキュメント上の変更であり、現時点でいつからこの制限が適用されるかの具体的な日程は発表されていない。ただしサポートページへの明記は、今後の実施を前提とした事前告知として受け取ることができる。
制限の対象はOpusだけ
制限がかかるのはOpusモデルのみで、SonnetやHaikuは対象外だ。現在のProプランで使えるデフォルトモデルはSonnet系であるため、コーディング補助や通常の開発作業であればそのまま継続できる。
影響を受けるのは、明示的にOpusを指定して使っているユーザーに限られる。複雑な設計の相談や、より高い推論精度を求めてOpusを選んでいた場合は、今後の利用条件を確認しておく必要がある。

Maxプラン(月額100ドル〜)はすべてのモデルを制限なく使用できる。Opusを日常的に使っているユーザーは、Maxプランへの移行か、Proプランで追加使用量を購入するかの選択が求められることになる。
モデルを指定する方法
Claude Codeでは使用するモデルをいくつかの方法で指定できる。最も手軽なのはセッション中に /model コマンドを実行する方法で、対話的にモデルを選ぶことができる。
起動時に特定のモデルを使いたい場合は --model フラグを渡す方法がある。
claude --model claude-opus-4-7 デフォルトで使うモデルを固定したい場合は、環境変数 ANTHROPIC_MODEL に設定する。
export ANTHROPIC_MODEL=claude-sonnet-4-6 Proプランで追加使用量を購入せずにOpusを指定した場合、今後はエラーになるか、自動的にSonnetへフォールバックされる可能性がある。
Anthropicのプラン戦略の流れ
今年4月にはProプランからClaude Code自体が一時削除されるという出来事があり、数時間で撤回されたものの、Anthropicがプラン構成の見直しを進めていることをうかがわせた。その数日後に今回の制限が公式ドキュメントに追記されたことで、ProとMaxのモデルアクセス差別化は今後も続く可能性が高い。
月額20ドルでOpusを使い続けることを前提にしていた開発者には影響が出る変更だ。コスト管理の観点から使用するモデルを整理しておくタイミングかもしれない。
まとめ
今回の変更を整理すると次のようになる。
Proプラン($20/月)でOpusを使うには追加購入が必要になる。SonnetとHaikuはそのまま使用可能。Maxプラン($100/月〜)はすべてのモデルが制限なく利用できる。
いつから適用されるかはまだ明示されていないが、ドキュメントに記載された以上、近いうちに実施されると見ておくのが自然だ。普段からOpusを使っている場合は、プランの見直しを検討してみてほしい。


