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Claude・Claude Code 用語集|知っておきたい専門用語をまとめて解説

Claude・Claude Code 用語集|知っておきたい専門用語をまとめて解説

Claude・Claude Codeを使い始めると、ドキュメントや記事で見慣れない言葉に出会うことがあります。

このページでは、AnthropicのエコシステムやClaude Code特有の用語をまとめます。随時追記していくので、気になる単語があれば目次から探してみてください。


A

Anthropic

Claudeを開発している米国のAI企業です。2021年にOpenAIの元メンバーが設立しました。安全なAI開発を企業のコアミッションとして掲げており、Constitutional AIなどの独自アプローチで知られています。

Anthropic Labs

Anthropicの実験的なプロダクトを発表する枠組みです。2026年4月に発表された「Claude Design」もAnthropicLabsからのリリースです。本番投入前の研究プレビュー的な位置づけで公開されることが多いです。

Artifacts

Claude.aiのチャット画面で、コードやドキュメント・UIプレビューなどの成果物を右側のパネルに表示する機能です。プレビューしながら反復修正できるため、HTMLやReactのコードを作るときに特に便利です。


C

CLAUDE.md

Claude Codeがセッション開始時に自動で読み込む指示書ファイルです。毎回伝えなくていいルールや文脈を書いておく場所です。配置場所によって適用スコープが変わります(詳しくはCLAUDE.mdの解説記事を参照)。

CLAUDE.local.md

プロジェクトルートに置く個人用のCLAUDE.mdです。同ディレクトリのCLAUDE.mdの後に追記される形で読み込まれます。チームには見せたくない個人メモや個別設定を書く場所で、.gitignoreに追加してgit管理から外すのが基本です。

Claude Code

Anthropicが提供するAIコーディングアシスタントのCLIツールです。ターミナルから起動して、ファイルの読み書き・コード編集・コマンド実行・git操作などをClaudeに任せられます。Mac/Windowsのデスクトップアプリ、ウェブ版(claude.ai/code)、VSCode/JetBrainsのIDE拡張としても使えます。

Claude Design

Anthropic Labsが2026年4月に発表した、テキスト入力だけでビジュアルを生成するツールです。プロトタイプ・スライド・ランディングページを作れます。Claude Opus 4.7搭載で、Pro・Max・Team・Enterpriseプランから利用可能です。

Claude Mythos

Anthropicが開発したサイバーセキュリティ特化の高性能モデルです。脆弱性の自律発見・エクスプロイト生成能力が高すぎるとして一般公開されておらず、「Project Glasswing」の枠組みで特定12社のみに限定提供されています。

Computer Use

ClaudeがPCの画面を見て、マウスクリックやキーボード入力など実際のPC操作を行う機能です。ブラウザ操作やデスクトップアプリの操作を自動化できます。API経由で利用可能です。

Constitutional AI(CAI)

Anthropicが開発したAIの安全性確保の手法です。Claudeがどう振る舞うべきかを規定した「憲法」にもとづいてモデルを訓練します。人間からのフィードバックだけでなく、AIがAIの出力を評価するRLAIF(Reinforcement Learning from AI Feedback)を組み合わせた点が特徴です。

Context Window

Claudeが一度に処理できるテキストの最大量です。入力(プロンプト・会話履歴・ファイル内容)と出力の合計がこの枠内に収まる必要があります。Claude Opus 4.6は200,000トークン(約15万語)まで対応しています。


E

Extended Thinking

Claudeが回答する前に内部で段階的な思考プロセスを展開する機能です。難しい数学・論理問題・複雑なコードなど、深い推論が必要なタスクで精度が上がります。「考える時間」を与えることで、単純に答えを生成するより質の高い回答を引き出せます。


F

Fast Mode

Claude Codeの高速出力モードです。使用するモデルは変わらず(Claude Opus 4.6のまま)、テキストの出力速度が上がります。/fast コマンドでトグルできます。

Files API

Anthropic APIでファイルをアップロード・管理するためのAPIです。PDFや画像などを事前にアップロードしておき、複数のAPI呼び出しで再利用できます。大きなファイルを毎回送らずに済むため、コストとレイテンシの削減に役立ちます。


H

Haiku

Claudeのモデルファミリーのひとつで、最も軽量・高速なモデルです。単純なタスクや大量処理に向いています。API価格が最も安く、レスポンスも速いのが特徴です。

Hooks

Claude Codeのライフサイクルイベントに応じて自動でシェルコマンドを実行する機能です。PreToolUse(ツール使用前)・PostToolUse(ツール使用後)・Stop(Claudeが応答終了時)などのタイミングで任意のコマンドを走らせられます。設定は .claude/settings.json に記述します。


M

MCP(Model Context Protocol)

Anthropicがオープンソースとして公開した、AIとツールをつなぐプロトコルです。Claude CodeやClaude.aiが外部サービス(データベース・APIなど)と連携するための標準規格として機能します。MCPサーバーを立てることで、Claudeに独自のツールや情報源を追加できます。

Memory(Claude.ai)

Claude.aiのチャットで「記憶する」と頼んだり、設定からオンにすると、Claudeが重要な情報を次のセッションにも持ち越せる機能です。ユーザーの好み・職業・よく使うツールなどを記憶させておくと、毎回説明する手間が省けます。


O

Opus

Claudeのモデルファミリーのひとつで、最も高性能なモデルです。複雑な推論・長文理解・高品質なコード生成に優れています。Claude Code(デフォルト)でも使用されています。


P

Pagefind

静的サイト向けのクライアントサイド全文検索ライブラリです。Claudeとは直接関係ありませんが、このブログシステムで採用されているため掲載しています。ビルド時にインデックスを生成し、JavaScriptで検索機能を実現します。

Permissions(Claude Code)

Claude Codeがどのツール・操作を実行してよいかを制御する設定です。~/.claude/settings.json.claude/settings.jsonpermissions.allow / permissions.deny に記述します。defaultModeacceptEdits(編集のみ自動承認)や auto(すべて自動承認)に設定することもできます。

Plan Mode

Claude Codeの動作モードのひとつです。コードの変更を実行せず、何をするかの計画だけを提示します。大きな変更を加える前に確認したいときや、リスクの高い操作の前にワンクッション置きたいときに有効です。

Prompt Caching

同じプロンプトの先頭部分(システムプロンプトや長い文脈)をキャッシュして、2回目以降のAPI呼び出しコストを最大90%削減できる機能です。同じ文書を参照しながら複数の質問をするような用途で効果を発揮します。

Project Glasswing

Claude Mythosへのアクセスを管理するAnthropicのプログラムです。防御目的のサイバーセキュリティに限定して、AWS・Apple・Google・Microsoftなど12の組織のみが参加しています。

Projects(Claude.ai)

Claude.aiで会話と指示をまとめて管理できる機能です。プロジェクト単位でシステムプロンプトや参照ファイルを設定でき、関連する会話を一か所に整理できます。チームでの利用にも対応しています。


R

RLAIF(Reinforcement Learning from AI Feedback)

AI自身が出力を評価してモデルを訓練する手法です。人間のフィードバック(RLHF)と組み合わせてAnthropicが採用しています。Constitutional AIの中核技術のひとつです。


S

Settings.json(Claude Code)

Claude Codeの設定ファイルです。~/.claude/settings.json(ユーザーグローバル)と .claude/settings.json(プロジェクト)の2種類があります。権限設定・Hooks・MCPサーバーの有効化・環境変数などを記述します。

Skills(スラッシュコマンド)

Claude Codeでスラッシュで呼び出せるカスタムコマンドです。よく使うワークフロー(コミット・PRレビュー・ドキュメント生成など)を定義しておいて、/commit のように短く呼び出せます。.claude/commands/ フォルダにMarkdownファイルとして作成します。

Sonnet

Claudeのモデルファミリーのひとつで、性能とコストのバランスが最も良いモデルです。Claude 4.6世代ではSonnet 4.6が広く使われています。ほとんどの一般的なタスクはSonnetで十分な品質を発揮します。

Subagent(サブエージェント)

Claude Codeのメイン会話から別のエージェントを起動して、独立したタスクを並列実行させる機能です。調査・コード探索・複雑な分析などをサブエージェントに任せることで、メインのコンテキストをきれいに保てます。


T

Token(トークン)

Claudeがテキストを処理する最小単位です。英語では約4文字で1トークン、日本語では1〜2文字で1トークンが目安です。API利用料はトークン数に基づいて計算されます。

Tool Use(Function Calling)

ClaudeがAPIを通じて外部ツールを呼び出す機能です。Claudeが「この関数を呼び出して」という形で関数名と引数を返し、呼び出し元がその処理結果を返してくれる仕組みです。ウェブ検索・データベース参照・計算などを組み込むときに使います。


W

Worktree(Claude Code)

gitのworktree機能を使って、メインのリポジトリとは独立したコピーで作業できる仕組みです。Claude Codeでサブエージェントを使う際に、メインの作業ツリーを汚さずに独立した環境で実験・実装を行えます。


/コマンド一覧(Claude Code)

コマンド内容
/initカレントディレクトリを読んでCLAUDE.mdのたたき台を自動生成
/compact会話を要約してコンテキストを圧縮する
/memory現在のセッションで読み込まれているCLAUDE.mdを一覧表示
/hooksHooksの設定・確認UIを開く
/clear会話履歴をクリアして新しいセッションを開始
/fastFast Modeのオン/オフを切り替え
/helpヘルプを表示

随時追記していきます。「この用語を追加してほしい」があればコメントまで。

参考リンク

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