2026年4月24日、GitHubがCopilotのデータ利用ポリシーを変更した。Copilot Free・Pro・Pro+ユーザーが使用中に送受信したデータが、AIモデルの学習・改善に使われるようになる。3月26日に予告され、本日から適用開始となった。
デフォルトでオンになっているオプトアウト方式のため、まず自分が対象かどうかを確認し、気になる場合は設定を変更しておく必要がある。
何が変わったか
GitHubが「インタラクションデータ」と呼ぶのは、Copilotを使っているセッション中に発生するデータ全般だ。具体的には以下が含まれる。
- 受け入れた・修正したコード提案
- Copilotに送信したプロンプトやコードスニペット
- カーソル位置周辺のコードコンテキスト
- チャットやインライン補完との操作ログ
- 提案へのフィードバック(高評価・低評価)
プライベートリポジトリを使っている個人ユーザーにとっても、Copilotを使ったセッション中に処理されたコードは対象に含まれる可能性がある(リポジトリに保存されているコンテンツ自体は対象外だが、セッション中の入出力は対象)。
収集されたデータはGitHubおよびMicrosoftを含むグループ内で使われ、サードパーティのAIプロバイダーには渡されないとGitHubは説明している。
誰が対象か

個人で利用しているFree・Pro・Pro+ユーザーがデフォルトで対象になる。Business・Enterpriseプランは自動的に対象外で、企業ユーザーが知らずに学習対象になるということはない。学生・教員向け無料Proも組織管理下のため対象外だ。
オプトアウトの手順
設定は以下のURLから直接変更できる。
https://github.com/settings/copilot/features
- GitHubにログイン
- Settings → Copilot → Features を開く
- 「Allow GitHub to use my data for AI model training」を確認する
- オフにしたい場合は「Disabled」に切り替える
以前からオプトアウト済みの場合は、設定がそのまま引き継がれているため再設定は不要だ。
GitHubの説明
最高製品責任者のマリオ・ロドリゲスは「実世界のインタラクションデータを活用することで、より多くのユースケースでモデルのパフォーマンスを改善できる」と述べている。
GitHubとしては、コードの品質向上への貢献という形でユーザーに利益が返ってくるという立場だ。一方で、デフォルトでオプトインにしている(ユーザーが明示的にオフにしない限り学習に使われる)という設計については、日本を含む開発者コミュニティで批判的な声も上がっている。
まとめ
個人でCopilot Free・Pro・Pro+を使っている開発者は、今日から意識せずにコードの操作パターンが学習データになる設定になっている。
気になる人は今すぐ github.com/settings/copilot/features を開いて設定を確認してほしい。企業のBusiness・Enterpriseプランを使っている場合は自動的に対象外なので、追加の対応は不要だ。


